LazyBird Diary

緊張感

今週編成の違う二組の演奏を聴いた。そして緊張感のあり方に差を感じた。
田中朋子(p)金澤英明(b)のduo。僕がこの二人に初めて演奏をしてもらったのは二十年程前になる。その時の金沢のベースは強力にドライブする楽しいベースで人柄そのままであった。日野てるまさバンドに15年在籍していた間に普通の事では満足しないベースになっていた。リチャード・デイビスを聴いた時に感じる所謂「変なベース」を弾こうとしているように思えた。その真意を田中が測りかねて必死に探りながら演奏をしていた。リラックスしているように見せかけて実は刃物を研ぎ澄ませている緊張感だ。お互いにいない所で金澤は「気持ちよく演奏できた」といい田中は「大変だった」という。温度差がある緊張感で僕自身は面白かった。
もう一組は池田伊陽(g)と秋田祐二(b)のduo.。もう地元で10年以上やっているdouだ。僕は二人だけの演奏は何故か聴いたことがなかった。ビシバシと言ったサウンドではなくどちらかと言うと「ゆるキャラ」であった。だがこれは馴合いと言った意味ではなくお互いを信頼しきっていなければ出来ない種類の緊張感であった。冬山でザイル一本に二人の運命を託している様でもあり・・・・絶対目を開けないでねといって彼氏の前で下着を変える時の若い二人の関係のような・・・・
長年一緒にやっていなければできない淡々と流れいるかのようで細かい所を紡ぎあっている演奏で秋田のベースがいて欲しい時にはいつも傍にいるような頼もしさを感じた。
この二種類の緊張感とは別に丁丁発止とやっているように見せかけて実は予定調和の演奏と言うのも多々あるのも事実だ。
情報が行き渡ると「お稽古事jazz」が横行する。


本日の駄洒落
童話特集
王様の耳はジョー・ロバーノ耳
死んでら!
ジジババと七人の孫
クリムゾンの童話
シ・ラ抜き決め(白雪姫)
解説
シラを抜いてドレミファドと弾くとウェザー・リポートのバートランドの「決め」に聞こえる





5月18日, 2012年 | yoshida |



一週間の歌vol2

木曜日はクラリネット聴いて・・・・・
この日はjazz研、桂木智香子の卒業ライブ。さしずめクラリネットに恋した少女とったところだ。僕のクラリネット苦手意識を取り払ってくれた子でもある。「この4年間クラリネットの良さをわかってもらうために頑張ってきました」というMCには泣けた。彼女にとって最初に夜のライブをやった所がlazyであり、ここでライブをやるたびにチャレンジしようという気持ちが湧いてきたという。僕はこういうセリフに弱い。思わず又涙。気になる選曲があった。田中朋子作「AKI」だ。「さくららん」に入っている曲だ。このCDがすばらしくて最後にやってみたかったという。打ち上げの席で僕もこのCDの製作に関わった事を告げると「勿論知っています。それで感謝の気持ちもこめてやりました」いう。もうハンカチがぐしょぐしょになるぐらいの涙、涙。焼酎を注ぎつ、注がれつで当然二日酔い。

金曜日はドラムに酔って・・・・・
この日はドラムの一哲のトリオ。ここ数日色々なタイプの音楽を聴けてそれぞれに楽しかったのだが伸び盛りのプロの演奏はやはり格が違うと再認識した日でもあった。たまたまここ一月ぐらい一哲の演奏を聴く機会がなかったのだが、その短い間にも成長していて技術だけでもなく、形式でもない何かをつかみつつあるような気がした。バイトもいなかったし忙しかったので飲む暇もなくしらふ大統領。

本日の駄洒落
アイネ・クラリネット那覇で無宿
乾坤一哲
太鼓秀吉





3月07日, 2012年 | yoshida |



一週間の歌

ロシア民謡で月曜日に市場に出かけ、火曜日は糸巻きをしてみたいな曲があったがこの一週間は月曜日にセッションをして・・・・土曜日にはプログレロック見たいな怒涛の8day’sになってしまった。僕はライブが何日も続かないようにブッキングしているがミュージシャンの都合でこうなってしまった。知り合いのミュージシャンが続くと打ち上げで飲みすぎてしまい健康上にも良くない。注意はしていたが悲しいさがで4日間は二日酔いになってしまった。
土曜日はwith strings聴いて・・・・・
北大jazz研、加納千紗都のwith stringsは12月の定期演奏会で聴いた。Mタイタナーのフライ・ウイズ・ウインドウが印象に残って一回だけではもったいない大企画なので再演してもらった。二ヶ月の間に新曲のアレンジも手がけるなど意欲的で研究の合間によくできるなーと本当に偉いと思った。ストリングスの北大オーケストラの連中は飲み方がやはりjazz研とは雰囲気が違う。二人は寮の門限があるといって11時前に帰ってしまった。歴史は夜造られると言うのに・・・・。飲むとすぐ学生につがれてしまうので当然二日酔い。
月曜日はセッションをして・・・・・
ドラムが4人、ボーカルが4人と偏ってしまったが、レイジーのセッションはとりあえずピアノトリオはいるようにしているのでどの楽器がきても安心なのだと思う。自分の出番が終わると次の曲を選ぶなどカラオケボックスの様相を呈するがセッションとはそういうものだと半分あきらめているが人の演奏を聴けない人が自分の演奏する時どこまでメンバーの演奏を聴けるのかが気にかかる。打ち上げは残ったメンバーがよくなかった。焼き鳥の出前を取ったのにもかかわらず焼肉屋にも行ってしまい二日酔い。
火曜日はデキシー聴いて・・・・
lazyでは初めての社会人、学生混合のデキシーバンド。こういうルーツ音楽を聴く時は理屈はいらない。Jazz幼稚園のメンバーと楽しく聴かせてもらった。我々がやったデキシーもどきとはだいぶ違っていた。M-クtbを吹くなど楽しい打ち上げになった。学生が四人いたにもかかわらず軽い二日酔いですんで溺死するには至らなかった。
水曜日はボーカル聴いて・・・・・・
ピアノの工藤はcity jazzコンテストの優勝者で卒業後某大手企業に勤めるがその右手のスピードより早いタイミングで辞めてしまった。やりたい音楽が見えてきたということで新グループでやってもらうことにした。ボーカルのカボウさんははじめて聴いたが説得力のある歌であった。ただ各ステージの一曲目にやるギターとのデュオがいかにもとって付けたような印象が残ってしまい全体の流れを悪くしてしまった。ギターの外園は自分の演奏が拙くて・・・と言っていたがそういうことではない。フランス料理のフルコースの前菜にナムルがでるようなものだ。この日はビールの品質チエックの最初の一杯のみ。

このシリーズは続く

本日の駄洒落
セッシヨン・淡白太政大臣
その時デキシーは動いた(NHK)





2月26日, 2012年 | yoshida |



塞翁が馬

先日二人組みの女性が来た。話を聞くと一人は年末に職場の団体で来た事があるらしい。まあ、その時も暇であったのだろう。落ち着くと言う事で同僚を誘ってきてくれた。ありがたい事だ。会社の事、夫の事、親の事、子供の事、一通り話が終わるとリクエストが来た。「レフトアローン」であった。曲がかかっている間よもやま話に花が咲いていた。マルのピアノが虚ろに響いて余計に悲しく聴こえた。次のリクエストはマイ・フェバリット・シングスであった。意地悪してグラントグリーンをかけるような事はしない。トレーンは私の好きなものに選ばれたはずなのに関心をもたれていないことにも腹を立てず音の階段を登りきっている。今までも良くあるケースだが二人できて一人がjazzを多少知っているとリクエストをもらうケースが多い。「レフト・アローン」「take5」「マイフェバリットシングス」「なんでもいいから枯葉」がベスト4。そして殆ど聴かれる事なく溝を減らす。そういうお客さんに腹を立てているわけではない。それも料金のうちだが、そういう人をライブの現場まで引っ張ってくる事がどれだけ難しいのかは身にしみてわかっている。常連でも一緒に音楽をやっているメンバーであってもその音楽の肝はなかなか判ってもらえないのが現状だからだ。
僕は会話の相手をしなくていいときは真剣に音楽を聞いている。これらの名盤にまだ付け加えられる視点はあるかと・・・。
J・マクリーンの音を出すタイミングはぎりぎりまで布団の中にいて慌てて学校に行く大学生のようだがなかなかまねできないなー。
マルの一音は、一音は丸くない。たとえば、Rガーランドの音符を坂道で転がすと下までコロコロとこ気味よく転がっていくがマルの音は『どっこいしょ、どっこいしょ』と転がっていく感じがする。スムーズに転がらないので執拗に繰り返すフレーズになるのだ。
こういうお客さんが来ると真面目にレコードを聞く機会が増えて新しい発見もある。

本日の駄洒落
職業特集続編
前回の作品に対し返歌がきた。
牛「カーメン・キャバレー嬢」昔麺類特集の時『乾麺キャバレロ』という作品もあった。
牛『歌手まし娘』昔お笑いグループで『うちら陽気な鹿  島 建設』というのもあった。
牛「失業」ダスティ・ホフマン
吉「アルバイト、おいらー」前作をつなげると味わいが違 う。編集の妙義テオ・マセロ並と自画自賛
牛「女医バロン」
吉「女子アナレッドマン」
牛「歯医者バイ」
吉「司会医師」歯科医師
牛「つの犬産婆」
牛「米木香具師志」
牛「池ダーツ師」面白いがこれは職業とはいえない。
吉「納豆は誰」誰のオーダーかわからなくなった定食屋 のおばちゃん










2月07日, 2012年 | yoshida |



歌会始

今年も残す所11ヶ月になってしまったがjazz幼稚園全員での初めての練習をした。とりあえず肩慣らしと思ったが実際音を出すと対気合が入りすぎてから回りしてしまう。
入部希望者も三人来た。全員大学生でjazz研に入りそびれてセッションに行くほどの腕前でもないとの自己評価。質問が出てくる姿勢には好感が持てる。ただ口で答えるのは簡単だが実感してもらうのが難しい内容なので長く付き合う中で説明できればと思っている。だがjazz幼稚園の暗黙の規約を理解し承諾書に血判を押してもらっていないので新しい組員獲得には次回の僕の脅し方にかかっている。
とりあえずの幼稚園の目標はlazy7周年のライブに我々を代表してワイフN宮さんにWカップに参戦してもらいサポーターは観客席で応援することだ。池田篤、原大力といったWカップクラスのパスを受けきれるか今から楽しみだ。ちなみにこれはlazyの忘年会の景品です。僕としても然るべき人に当たってよかったと思っている。この景品が当たった人が他の人であったとしたらこれは罰ゲームに近いかもしれない。
北垣、池田、原と一緒にやった実感を我々に伝えて欲しい。

今年もこうして秋の発表会に向けて始動した。

本日の駄洒落
職業シリーズ
女子アナレッドマン(アナウンサー)
ジヨー錆塗る    (板金工)
アルバイターおいら (フリター)
ソロ駄洒落に挑んでいます。臼、牛、吉のトリオで名作を連発していた頃が懐かしいです。





2月02日, 2012年 | yoshida |



新年のご挨拶

皆様明けましておめでとうございます。年末年始どうお過ごしでしょうか。Lazyも年末は珍しいお客さんもみえて僅かながらですが師走感が漂っていました。
元旦は実家で母親の相手をし、夜は里帰りがかなわないカナダ人に雑煮を振る舞い、鍋をつつきながら新年を祝いました。
僕の仕事始めは2日からでしたがお客は雑煮に恩義を感じたカナダ人だけでした。暗雲漂う仕事始めとなりました。里帰りの客で満席なることはもうなくなりましたが会える可能性を残す為に早めに開けています。
新年の決意みたいな大それたものはありません。店を維持する事だけで精一杯であり、又それが喜びでもあるので志を持った演奏家とそれを見極める力をもった良質な聴き手が一人でも増える事を祈りながら日々生活するだけです。
初夢は頭髪が微妙に増えた夢でした。それも英語で見ました。NHKの英会話の放送がずっと流れていたようです。起きたら疲れがドットでました。


いい年でありますように!





1月04日, 2012年 | yoshida |